皮膚外科で扱う主な疾患は以下です。平日月曜~土曜日いつでも対応可能です。まずはお気軽にご相談下さい。
主な疾患
- 粉瘤
- 脂肪種
- ホクロ(色素性母斑)
- 脂漏性角化症(老人性いぼ)
- 皮膚悪性腫瘍・前癌病変(ボーエン病、日光角化症、基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫)
- 肥厚性瘢痕・ケロイド
粉瘤
炎症を起こしている場合には、応急処置として切開・排膿処置を行います。炎症が治まったら、もしくは炎症がない粉瘤の場合には、局所麻酔を行い、根治的な切除術を行います。大きさや部位によりますが、通常日帰り手術が可能です。
脂肪腫
脂肪細胞が異常に増殖してしまい、形成される腫瘍です。部位や大きさ、腫瘍の存在する深さにより、局所麻酔で日帰り手術が可能か判断致します。当院で切除可能なものは対応致します。手術の前に画像検査(超音波、CTなど)が必要な場合、全身麻酔での切除が必要な場合は連携施設へご紹介させていただきます。
ホクロ(色素性母斑)
ホクロは、母斑細胞(ホクロ細胞)が増殖して形成される良性皮膚腫瘍です。ホクロは良性ですが、隆起していて引っかかるなどの支障がある場合もありますので、気になる場合には、切除します。また、ホクロと思っていても、実際には悪性腫瘍であることもあり、診断には皮膚科専門医によりダーモスコピーを用いた診断が必要です。気になる色素斑がある場合には、まずはお気軽にご相談下さい。
脂漏性角化症(老人性いぼ)
紫外線暴露による老人性色素斑(日光性のシミ)が隆起し、いぼ状になっているものです。大きさや部位により、切除方法の選択肢が異なります。また、シミ、イボと思っていても実は皮膚悪性腫瘍が隠れていることも、ございます。診断には皮膚科専門医の診察が必要ですので、まずはお気軽にご相談ください。
皮膚悪性腫瘍・前癌病変(ボーエン病、日光角化症、基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫)
シミやホクロ、湿疹と思っていても、実は悪性腫瘍であることもございます。皮膚科専門医によるダーモスコピー検査や皮膚生検(病理検査)が必要です。当院で治療可能な場合もございますが、専門病院でも治療が必要な場合には、連携施設にご紹介いたします。気になる色素斑やいつまでも治らない紅斑がある場合には、お気軽にご相談下さい。
肥厚性瘢痕・ケロイド
肥厚性瘢痕・ケロイドは、創が治癒する段階で、過剰に創を治そうとする反応が起こってしまい、硬い組織が形成されてしまうものです。もともとの創の範囲にとどまるものを肥厚性瘢痕、それを越えて大きく広がるものをケロイドと言います。体質や部位によって形成されやすさが異なります。
治療は、テーピング、外用や貼り薬での治療、ステロイド局所注射など、状態に応じてご相談致します。