ご挨拶
大学卒業前に外科・小児科・病理のどれに進むかを悩んでいたところに恩師のひとりである故 清水宏先生に「田中、皮膚科に来ればその全部ができるよ!」と誘われ、皮膚科を選びました。
現在の専門は皮膚病理とダーモスコピーです。どちらも皮膚科の日常的な診断に極めて重要です。
正しく診断しなければ適切な治療はできないと考え、私はこれまで勉強を続けてきました。
特にダーモスコピーに力を入れ、日本皮膚科学会を中心に全国で講演を行い、海外でも毎年講演しています。
ダーモスコピーの教科書は日本語で4冊、分担執筆ですが、英語でも2冊を出版しています。
特にダーモスコピーによる皮膚がんの早期診断、ホクロ診断、疥癬や酒さの診断と治療を得意にしています。
経歴
- 1984年
- 慶應義塾大学医学部卒業、慶應義塾大学病院皮膚科研修医
- 1986年
- 国立東京第二病院皮膚科(現 東京医療センター)
- 1988年
- 慶應義塾大学皮膚科助手
- 1991年
- 川崎市立川崎病院皮膚科
- 1993年
- 英国Wales大学皮膚科研究員(現 Cardiff大学)
- 1995年
- 荻窪病院皮膚科部長
- 1996年
- 慶應義塾大学皮膚科講師
- 1999年
- 同助教授
- 2006年
- 東京女子医科大学東医療センター助教授
- 2007年
- 同教授
- 2022年
- 東京女子医科大学附属足立医療センター教授(現在に至る)
- 2024年
- 同 定年退職
杏林大学医学部皮膚科学教室客員教授
所属学会など
- 日本形成外科学会
- 日本臨床皮膚科医会
- 日本皮膚病理組織学会 IT担当理事
- 日本皮膚悪性腫瘍学会 評議員
- 皮膚かたち研究学会 元理事長
- International Dermoscopy Society Executive Board Member
- International Teledermatology Society Board Member
- British Society for Dermatologists Honorary Member